ケガはなくてよかった… 「あーあ、大変なことしちゃったね」 不審者はあたしたちに近づいてきた。 「あなたが名央さまを突き飛ばすからでしょう!」 竜矢さんは不審者に向かって怒鳴った。 「でも壊したものは弁償してもらうよ」 「どーせたいした額じゃないだろう?」 「100万だけど?」 ひゃ…100万…! あたしには一生払えない額。