この場所で過ごして 5




その時勝利くんの名前を呼ぶ声が聞こえた。



「ママ!」



勝利くんのお母さんだった。



「ママ!」



勝利くんはお母さんのもとに行こうとする。


しかしあたしは勝利くんの腕を掴んだ。



「乃香…?」



勝利くんはぽかんとする。



「勝利くんをなんで置いて行ったんですか?」