この場所で過ごして 5




あたしは勝利くんの頭を撫でる。



「手紙だけでも嬉しかった、あたし信じてよかったんだなって思ってる」


「その人に会ってないのに?」


「うん、だってその人はちゃんと来るから」



だからあたしは先生を信じ続けてる。


先生がまたこの学校に戻ってくる。



「勝利くんもつらいかもしれないけどママを待ってみない?」


「でも戻ってこなかったら…」


「そんなことは考えちゃダメ、いいことを考えなきゃ!」