この場所で過ごして 5




俺は勝利のほうを見た。


勝利は幸せそうに笑っていた。


可愛い寝顔するな…



「勝利…早く母さんに会いたいだろうな…」


「そうでしょうね…」



だけど母親は勝利を学校に置いて行った。


なんでまだ幼い子を置いて行くんだ?


こいつにはまだ親の力が必要な歳なのに…



「……ママ」



その時勝利は呟くように寝言を言った。