この場所で過ごして 5




「あたしは先生が学校に戻ってくれるだけでいい」



たったそれだけでいいんだ。


信用のないプレゼントなんかいらない。



「さあ、さっさと殴りなよ気の済むまで」


「くっ…!」



すると東条さんは手と顔に当てて笑う。



「ははははは…!!」