この場所で過ごして 5




「名央さま、罪悪感残したままでいいんですか?」


「そんなのは嫌だぜ…」


「じゃあ謝りましょう、乃香さんに」


「でも乃香は許して…」


「何もやらないほうがもっと関係が悪くなると思いますよ」



竜矢の言葉が刺さったような感じがした。


竜矢は家の駐車場に車を停めて席から俺のほうに振り返った。