「なんかさ、毀棄羅中のうちと、符美菜中の里奈ちゃんが出会うのって奇跡だね」

「あ~確かにぃ!あ!里奈でいいよぉ~」

「OK!じゃあ、私も南って呼んでね☆」

「OK!」

 友達できてよかった。

 このとき私はそう思っていた。

「高校生活楽しくなってきそう!!」

 私がそういったとき

「そうだねっ♪」

 里奈は、確実にそう言ったんだ。

 そう。確実に。

───数日後

 私には、たくさんの友達ができた。

「南~っ」

「あ、香織おはよぅ~」

「おーはよっ」

「あーねむいよぉーー><」

「南毎朝いってるじゃんっ」

 と言って話に入ってきたのは花(ハナ)

「しょうがないじゃんーねむいんだもんっ」

「まぁ本当にねむいけどね~」

「でしょっ香織なら分かってくれるとおもってた!」