二人で通学路を歩いて帰った



そういえば、こうやって一緒に通学路を歩いたのも2年前だった




「劉斗が教室にくるから、みんから「アレ誰~?」とか「どういう関係?」とか「彼氏なの?」とか聞かれて大変だったんだからね!!」




「んなの知るかよ。彼氏とでも言っとけばよかったじゃん?!」



「ヘ?」



顔に熱がこもるのが分かった





それ、本気で言ってるの?




「ボケっとしてると置いてくぞ!」




「・・あッ!!待ってよ!!」



私たちは幼なじみ



それ以上でもそれ以下でもない