部屋を出たはずの劉斗がいた



「若宮先生呼ぶかって言いたいとこだけど、今日俺仕事なんだよ。病院まで送ってやるから1人で行ってこられるか?」



嫌!と叫びたかったが、パーティーの日、ママと約束したことがあった




“劉斗くんは今となっては社長。あなたはそれを支える大事な妻よ。劉斗くんを支えてあげなさい。わがままは言ってはダメ。それぐらいの覚悟は必要なんだから”




と。




ホントは行きたくないけど、わがままは言えない





だからおとなしく



「はい」と言うしかなかった