HRを終え、休み時間に入る



なにやら元気がないアネゴ




「アネゴ、元気ありませんね」



「アネゴって言わないで」




鋭い睨みを利かして、私を見てくる加奈子



「パーティーだったのよ、昨日」




そう。


お気付きの通り、加奈子の家も財閥




私の家ほどではないが、サポートに回ってくれるレベルの結構大きな財閥




「お疲れ様だねぇ」