俺は結菜を起こさないようにバルコニーで電話をしていた


夜風に当たって


夏樹と田辺のありがたさを改めて思い知った


しばらくして部屋に戻ると


「………劉斗っ…!…劉斗っ…!」


結菜が俺のことを呼んでいた