またもや、短時間で別人に生まれ変わる私



鏡を見て呆然とする私の肩の後ろから




「うん!!かわいいわ!ママ、もう会場へ行くから。」




「・・・え?私は?」



「加奈子ちゃんのとこが迎えにきてくれるから!!じゃね!!」




「は~い」



5月といっても、まだ少し肌寒い




上着を羽織って、言われた時間に外に立つ



すると、時間ジャストに家の前に1台の車が止まる