「あたし、フロント行って最近別館で予約なかったか聞いてくる!」




「加奈ちゃん、頼んだよ。劉斗、行くぞ!」



夏樹のこの言葉を合図に部屋を飛び出した





とにかく西の別館に走った



「俺が…ちゃんと翔からの連絡に気づいていれば…」




「後悔するのは結菜ちゃんになにかあってからだ。今はなにもないことを祈るのみだ。」