「なになにぃ~もしや大滝財閥のあの息子からのメールに忙しいとか??」



私はからかうようにケータイを覗き込んだ




「ちょっと~!人のケータイ見ないでよね~!!」



と私からみえないように隠した




ちぇ~



見せてくれたっていいのにさあ




知ってるんだから!!こないだのパーティーで顔が赤らんでたの、私はっきり目撃してますから!!




研修先に到着するまで、しゃべったり音楽を聞きながらとあっという間だった