フワァ~



「結菜、寝れなかったの?」



「そういうわけじゃなくって~」



大あくびが出るのなんて日常過ぎて、特に理由はなかった




私たちは専用バスに乗り込んで到着を待った




いよいよここからが勝負!!



ってなワケで、沙紀と隼人を一緒に座らせてあげた




私たちの前の席に座る沙紀は、隼人と隣になったというのに妙に静かだった




まぁあんまり騒がれても困るけどね・・・





加奈子は必死にケータイをいじっていた