隣で劉斗がボソッとつぶやいた




幸いにも、耳が遠いのか聞こえていないみたい




おじいさんでよかった・・・あ・・・おじさんか・・・



「では今後とも佐々木をよろしくお願いしますね。失礼します」




ワイングラスを片手に去っていった




「劉斗!!なんてこといってんの!!ただママたちがいなくなったから一緒に住んでるだけじゃん!!」




「はいはい。俺、あいさついってくるからおとなしくしてろよ。ガキ。」




ムカァ~~



ガキ?さっきのおじさんの前では子供って言ってたくせに!



なんて腹黒い男!