数時間後、部屋から出てきた私にパパは




「劉斗なら、ヨーロッパに留学しにいった。2年は戻ってこないだろう」




そう言って、書斎へ戻った


パパがいなくなった廊下で一人、




「うん…わかってる…」



自分に言い聞かせるようにつぶやいた




もう、なんとも思ってないんだから・・・