このやり場のない気持ちはどうしたらいいの?



家に戻るとき、「ごめんね」って確かにそう聞こえた



おばさんだった・・・



私は家にもどり、部屋に閉じこもった




鍵の閉まった劉斗の部屋を見て、涙が溢れ出した



私は窓の鍵をしめた



今まで一度もしめたことのなかった鍵を



自分の心に鍵をかけるように・・・



劉斗のことが好きなんて、思わないように・・・




そしてカーテンを引いた



その日、劉斗ヘの気持ちを完全にしまいこんだ