・・・ん・・・・?


普段なら劉斗、もう起きてるのに。



まだ、寝てるのかな?



でも、1つだけ、いつもと明らかにおかしいところを見つけたんだ



私たちの部屋は隣り合っていて、窓を開けて会話することができた




そのため、お互いの部屋の窓の鍵は開けておくことが、暗黙の了解のようになっていた




ただ・・・・その日は・・・・




鍵が閉まっていた




私は異変を感じ、部屋を飛び出し、階段を駆け下りる




リビングからはママが私を呼ぶ声がする




チャイムも押さず、ドアを引くと、簡単にあいた