劉斗が私のそばに来て、手を握ってくれている



先生は服の中に聴診器をいれ、呼吸音を聞いている



「吸って~吐いて~」



何回かその繰り返しをして、先生はカルテになにやら書き込む




先生を見上げると



バチッ



ものすごい勢いで目が合った



いやな予感・・・



「結菜ちゃん・・・て「いやです!絶対無理です!この世の終わりです!」




もはや、何を言っているのか分からない