そんな日々が続いて、いよいよ劉斗の卒業を迎えた




卒業式の日は、私の家族と劉斗の家族でお祝いした




その日は最高に楽しかった




いっぱい笑ったせいか、疲れて眠ってしまっていた私は、気がついたらもう昼だった





パパは書斎で仕事をし、ママは読書をしていた





私はおきて、ママの元へ向かった



「ママ、おはよう。私、寝ちゃったんだね。劉斗たちは帰ったの?」




「あら、おはよう。・・・・えぇ、昨日帰ったわよ・・・」




着替えようと思い、部屋へ戻ると、やけに部屋が薄暗かった




こんなに部屋、暗かったっけ??と思いながらも、着替え終わって劉斗の部屋のほうをみた