結局無理やりいかされた。

『すごぃ。オーラ』

あたしが『惡羽神学園』の思った以上のオーラだった。

うぅー、なんか見られてる。

門に入った瞬間男子がいやらしい目で見てきた。

あたしは俯き小走りした。

ドンっと大きくきつい匂いのものにぶつかった。
『イタ、あっれぇ?君新しい転校生?俺が案内してやるよ?』

やっぱり。

目の前には明らかにナンパにしかみえない男二人組。

1人の男があざができるんぢゃないかって

くらいに強くあたしの手首を掴み、どこかに行き始めた。

『ぃや、はなして。』

怖くて声がでない。

ただ震えることしかできない。

それを勘違いした男は

『誘ってんの?理性もたないよ?』
そぅ言いながら俯いたままのあたしの顎を掴み、あげようとした。

もぅ諦めよ。

あたしは大人しくついていくことにし『バキっ』