あたしがここ、『惡羽神学園』に転入した理由。

それはお母さんからのひと言だった。

ωωωωωωωωωω

『芽衣〜!ちょっときて』

お母さんがどこかの学校の案内書をみせてきた。
『おうかみ学園?なんでお母さんがそんなの!?』

惡羽神学園は通称頭が狂った学園。

ヤンキーとか族の奴が入学してるとかなんとか。。。

『お母さんの知り合いがここの学園長でね、その〜女の子が1人もいないんだって!!』

でた・・・お願いするときの上目ずかい。

『あたしそこだけは転入しないからね!!』

一発で感づいたあたしはお母さんに言われる前に断った。

『ぁら!!芽衣今日は勘がいいのね!?』

お母さんは手を合わせてニコニコしながら花柄のエプロンのポケットからゴソゴソと紙をだした。

『惡羽神学園編入手続き・・・』

『ぅお?!お、お母さん?!はんこしてあるんだけど!!』


その紙は惡羽神学園の転入の手続きだった。

その一番下にはんこが押してあった。

『当たり前ぢゃない、芽衣転入するんだから!』

・・・はぁぁぁぁ!?

お母さん、どうしたの?!頭狂っちゃった!?

『芽衣〜顔ころころ変えすぎ』


当たり前だょ!?

『まぁまぁ、まず学園にいってみなさい♪』

ωωωωωωωωωω


そして、今にいたる。