茉奈が必死に彼を探すなか わたしは適当に 近くの雑誌を手にとった。 研究生かぁ、 たまたま開いたページには キラキラ輝いた笑顔の研究生。 茉奈の好きなひと探してあげようかな、 普段なら頑張って~って 伝えて終わりだけど 今日は何故か探す気になった。 『好きなひとの名前なんだっけ?』 「光!中島 光!」