私は雅くんのほうに駆け出していた。



そんな私を雅くんは優しく微笑みながら抱き締めてくれた。



男の人の腕だ…。すごく安心する。


やっぱり好きになってよかった…。二人の想いが通じたんだって思った。




そして、私は視線を上げて雅くんの顔を見た。



雅くんも私の顔を見つめていた。




ゆっくりと近づく顔。



そして、優しく私の唇に雅くんはキスをした。


私は幸せだな~って思った。