〜優花side〜


侑が自分からケンカやるなんて…。


「優花、お前が自分から言い出すなんて珍しいな。」


「ちょっとムシャクシャしてて。侑こそ珍しいじゃん。」


「ちょっとムシャクシャしてて。あ、来た。」


四人組の男が来た。


勝手に名前つけました☆
男A、B、C、D


男A「あれ?雅人は?」


男Aがアホ面で訪ねる。

「俺らが代わり。」


「男1人に女?」


「ナメられたらもんだな。」


男BとCが切れ気味に言う。


女ですが?
なんか文句ありますか?


「俺、この子タイプ…。」

男Dが私を見て呟いたやいた。


「「え…?」」


「お前…、状況理解出来てる?」


「もち!」


「すみません。お断りします。」


「うわ…。刺さる。」


「「……。」」


お前らは何しに来たの!?漫才!?


侑が苦笑いしながら呟いた。


「あの…。用がないならお引き取り…」


「こんにゃろー!ナメんなよ!」


そう言って、男Dが私に襲いかかってきた。


ガッ


「う…。」


「ビビった…。」


「アホか。」


「ケンカ始まり?」


「みたいだな…。」


「とりあえず行くぞ!」


「「おう!」」


さすが、海王…。
バカだ。てか、なにこのケンカの始まり方!?


私と真は背中を合わせた。


「目標何分?」


侑が微笑んだ。


「五分以内?」


「了解。タイマースタート!!」