俺様に操られ中!?


〜侑side〜


RRRRR…


俺らは携帯を取り出した。


メールだ。…!


「せーので出すぞ。」


俺は1人ひとりと目を合わせた。


「「はーい。」」


「………せーの!」


みんな一斉に携帯を前に出した。


「「優花から。」」


やっぱり…。


「読むぞ。」


「「おっけー。」」


ピッピッピッ


『みんなへ
ゴメン。私、みんなと一緒にいれなくなった。
でも、大丈夫だから。


空へ
いつもみんなを落ち着かせてくれてありがと。
これからも、みんなのことよろしくね?


雅人へ
かわいい顔してんだから大人しくしなさい(笑)
ま、雅人は雅人らしくね。


大雅へ
喧嘩はほどほどにしなよ?大雅、傷がないときめったになしから。
だから気をつけなよ。


柚々へ
ゴメンね。
私、これからは柚々のこと守れない。
だから柚々、なんかあったらすぐみんなを頼りなよ?


愛へ
少しは落ち着いた格好しなさい!
…嘘(笑)
愛はそのままがいい。
愛の服とか好き。
でも、愛は大ざっぱすぎ(笑)


侑へ
ちゃんと返事してくれてありがとう。
侑は何にも悪くないから。悪いのは私。
みんなを守ってよ。


みんな、世界一大好き。』


「「……。」」


「もう会えないのかよ…。」


俺は俯いた。


優花…。