〜瑛斗side〜


あ、今日だ。


「林。すぐに優花の学校に向かってくれ。」


「かしこまりました。ですが、どうしてですか?」


「今日、優花が手に入る気がする。」


「…瑛斗様。それはさすがにないかと…。」


「いや。手に入る。」


「…分かりました。向かいましょう。」


俺らは車に乗り込んだ。


「さすが勘が良い、瑛斗様でも…。」


「クス。大丈夫だ。」


必ず手に入る。