必要ならば、友人であっても切り捨てられる非情さを持った、合理的な人間なのだと。
「俺が悪いって、君は思ってるわけ」
涼の気持ちを感知したのか、真斗はあからさまにムッとした顔をして、硬い声で言う。
「多勢に無勢で待ち伏せする卑怯な奴らより、俺の方が悪いと思ってんの?」
「ケンカに正々堂々もあるかよ」
涼は言い捨てる。
「バスケができないぐらいでって言うけどな、じゃあお前は、一度でもそのバスケができなくなったことがあるのかよ」
「ないけど……でも、それで死ぬわけじゃないんだし、バスケだけがスポーツってわけじゃな」
「そんなことが言えるのは、お前が一度でもその辛さを味わったことがないからだろうが!」
真斗の言葉に、涼の声が重なる。
「痛みを知らない奴に、どうして他人が痛くないことがわかる。お前はまだ世界が終わってないから、無責任にそういう言葉が吐けるんだ。無神経って言うんだよ、そういうの」
最低だね―――――。
「俺が悪いって、君は思ってるわけ」
涼の気持ちを感知したのか、真斗はあからさまにムッとした顔をして、硬い声で言う。
「多勢に無勢で待ち伏せする卑怯な奴らより、俺の方が悪いと思ってんの?」
「ケンカに正々堂々もあるかよ」
涼は言い捨てる。
「バスケができないぐらいでって言うけどな、じゃあお前は、一度でもそのバスケができなくなったことがあるのかよ」
「ないけど……でも、それで死ぬわけじゃないんだし、バスケだけがスポーツってわけじゃな」
「そんなことが言えるのは、お前が一度でもその辛さを味わったことがないからだろうが!」
真斗の言葉に、涼の声が重なる。
「痛みを知らない奴に、どうして他人が痛くないことがわかる。お前はまだ世界が終わってないから、無責任にそういう言葉が吐けるんだ。無神経って言うんだよ、そういうの」
最低だね―――――。

