もう、雛は好きじゃない、と自分から割り切った筈だった。 傷つけたくなかった。 俺を見てほしかった。 でも、 傷付くこともなく、 俺を見ることもなく、 雛は、雛として成長した。 雛が、俺に触れることもなかった。