22cmと束縛彼氏!




さらりと吹いた風が微かな匂いを運ぶ。



こうやって、夏が過ぎて行く。


少し遠くに見える入道雲を観察しつつも夕立、くるのかなーなんて。


思ったりするわけで。



「…祐介、傘持って来た?」



「…一応?」



「そっか、ならいいんだ」



「夕立でもくるの?雛」




「多分ね…」



青々と澄み渡った空が、


暗鈍に潰されていく。




あの風景は、好きでもなければ嫌いでもない。