「ひなー…」


「どうした?」


と聞くと、んー…と少し考え込んでいる祐介。





「好き」



「ありがと」



こんな、普通の会話。


「…祐介、死ね」


「…七海、ひでぇな」


「アンタが死んだら優しくしてあげるわ」


「雛…俺死にたくねぇんだけど」


「よしよし」


私は祐介の頭をポンポンと撫でた。