それは、まだ私が子供ゆえに、犯してしまった罪。 深く、深く。 心の最下層につけられた傷。 癒えることも、消えることも、忘れることもない。 ただ漠然とそこにあり続ける。 何度同じ夢をみただろう。 何度助けてと叫んだだろう。 何度許してと請うただろう。 結局私は繰り返す。 高ちゃんをまきこんででも、終わらないと知りつつも、 それでも出口を探してる。