ひゅっと何かがすり抜けるように、 目に入ったそれに、私は焦りを覚えて。 「・・・陸っ!!」 「っと・・・いきなりでけぇ声出すんじゃねぇよ」 「いいから来て!!靴も持って!!」 「・・・んだよ」 渋々、という風体でこっちにやってきた陸。