雛におかずを作ってもらうことにまず抵抗がある。 母さんたちは俺立ちのことを全く認識していないのだから仕方がないのだろうが・・・ そもそも幼馴染だからといってそこまで甘えていいのだろうか。 そんなことを考えつつも、 俺はしっかりと雛の家の前に立っているわけで。 ・・・どうしよう、 いや、深刻にどうするべきなのだろうか。 こんなことを思いつつも、 俺はしっかりと雛の家のインターフォンを押したわけで。