「・・・雛、次、移動よ」 後ろから七海に声を掛けられる。 「今行くッ・・・じゃあ、私は失礼しますね」 芽衣さんに会釈をしてから教材を持って、私は教室を出た。 「あー・・・ウザッ!!」 「えっ、嘘、ごめん七海、私何かした!?」 「アンタじゃないわよ、ばーか」 「・・・え、今軽く酷いこと言ったよね」 「・・・もぉー、何なのよ野原」 私の質問を軽くスルーし、七海は少し愚痴り始めた。