「七海、おはよ」


「ぁ、雛・・・おはよ」




見た目何も変わらず、表情も変わらず。


でも・・・違う。



まるで、何かを理想とし、それに忠実な様で。



雛、じゃない。


雛、という名の、雛の憧れる誰か。


誰かなんて分からない。



雛・・・


あなたは、


誰?