「・・・あれ、陸?」



「・・・雛、と───祐介、か」


「うっわ、おまけ感満載。俺への扱いひどすぎー」


「陸も・・・七海に会いに?」


「・・・まぁ、一応」


「そっか・・・」




偶然?必然?



口角が上がってしまうのを必死で抑える。


嬉しい。


本気で嬉しい。



そんな、駅の電車待ちのコト。