俺以外にその目を向けるのが、 俺以外がその肌に触れるのが、 俺以外にその心を寄せるのが、 俺は気に入らなかった。 俺だけのものにしたいと、何度も何度も考えた。 そして、そう思うたびに雛が傷付くだけと諦めてきた。 今はもう、雛に何があろうと執着しない。 俺は雛のことは今でも好きだ。