隣の君が遠い私


もう席替えをして、2週間がたった。あと1週間で月が変わるから席替え。タイミングが悪い私は、今気付いてしまった。

拓弥が好き…

それを一番に七海に言った。そしたら、
「えぇーそうかそうか」
案外、普通だった。
「でねー、もうすぐ席替えなんだよね…。どうしよ」
「何が?」
「だって…席替えしたら、接点なくなっちゃうじゃん…」
「いいじゃん。普通に話しかければ。」
「無理無理そんな勇気ないー」
そんな話しかけるなんて絶対無理
「えー、いいじゃん。それか、今のうちに告白すれば?」
「おっ!いい考え告白しよー♪なんて、ならない。」
「すればいいのに。」
「無理無理無理無理無理無理」
「じゃぁ、接点が無くなって、サヨウナラするしかないね。」
そんなっ(泣)勇気がなくて出来ません…

「おはよー」
「おはよっ」
朝、友達と合流して、学校に向かう。
教室に着いたら、拓弥が宿題をしていた。
「ヤベー」
「ドンマイ(笑)」
「笑うな。どうせお前もやってないだろ」
「やってありますー(笑)」
「そうですかー」
話すとき目が合うと、顔が赤くなってしまう。
なるべく合わないように…と願っている。

そして、朝の準備を終えると、未咲都ちゃんを呼び出した。
…拓弥を好きということを話すと、
「協力するね!」
と言ってくれた。未咲都ちゃんは、同じ部活で同じクラス♪
ずっと一緒にいる仲良しさんって訳じゃないけど、ずっと
仲がいいから、相談したんだ。
「告白しないの?」
えー。未咲都ちゃんも告白の話!?なんでー
「しないの?」
「しないね。片想いだから。」
「えっ!そうでもないでしょー仲いいじゃん」
「良くないしっ!席替えしたら、話さなくなるし…」
「だから、告白するんじゃん」
「えーーー」
こうして告白するはめになってしまったのだった。