君がいたからそれが何より心強くて、


私は孤独を感じなかった

壁に手を当てる下ばかり見ていた私は


そっとその壁の大きさを確かめるかのように上を見る


手にあてた壁があまりにも冷たくて、堅くて、上を見上げると

自分の背の10倍はあるだろうの
大きな壁が私の目の前に立ち潜んでいた

思わずまわれ後ろをした自分、

でも逃げたくないと逃げてはいけないと言う自分が

ごちゃまぜになり、



その場で座り込んでしまった