「おい。」 教官室を出た瞬間うしろから声がした。 振り替えるとそこには1人の男子がいた。 「終わった?」 「…は?」 「だーかーら、終わったのかって聞いてんの。」 「…って、なんで聞いてんのよ!!!」 「…。」 その男は廊下の壁に寄りかかり、 横目で私をにらんだ。 「先生と生徒がそんなことしていいんだ。」 …、 完全に聞かれたじゃないの!