「すまん。」



部屋に戻ってきた駿太郎は黒縁の眼鏡をかけていた。



普段みられないから、
なんだかかっこよくみえた。

「まっ、待たせすぎよ!」

って、見とれてる場合じゃなーい!!



「やっぱり、変か?これ。




まぁ、いいや。

…んー、何から話していいんだ?」


照れがくしのためか俯きながら話し始めた。