そこにはいつも連れまわっている君の友達はいなくて

君一人だった

「今から暇?」

にたっと笑う君の顔

その笑顔にまた心打たれそうになった

目をそらす




今からってもう8時だけど

「暇」


ミスド行く予定だったけど

勉強しないといけないんだけど

君のこともう嫌いなんだけど

嫌いだったら

断るいいわけはいくらでもできた

それなのにいいわけもしないで

「暇」と答えた私はまだ未練でも残っているのかもしれない