私の身体に巻かれていたタオルはなくなり、その場に立っていたため、聡ちゃんに全て見られてしまった。




「最悪!聡ちゃんなんか嫌い!そんなにタオルが欲しいならあげるよ!!」



聡ちゃんに向かって怒鳴りながら言えば、お風呂場から脱衣所へと向かった。


その間も聡ちゃんは笑っていた気がしたけど、そのことによって私の怒りはさらに膨らんだだけだった。






もう二度と聡ちゃんとお風呂に入ってやるものかー!!


と思いながらも、少しだけ楽しかったなと思う自分がいた_。