年下彼女に負ける俺-1-

「俺リビングで待ってるから、準備できたら声かけて。」


「うん。」


聡ちゃんが寝室から出て行ったところで、私は着替えることにした。




お風呂に入った後は聡ちゃんの洋服を着ていたため、私はその洋服を脱いで昨日着ていた洋服を着た。


ちょっと気持ち悪いけど仕方がない。

家に帰るんだし、我慢くらいしなきゃ。




そう自分に言い聞かせて着替える私だった。








寝室を出てリビングに行けば、聡ちゃんがソファに座ってパソコンをいじっていた。


私は聡ちゃんの隣に座ってバッグの中を確認する。

忘れ物がないかチェックし終われば、聡ちゃんに一言。




「そろそろ行く?」


「準備できた?」


「うん。」


「じゃあ行くか。」



パソコンを閉じて立ち上がった聡ちゃんは、私のバッグを持ってくれた。

そして彼が手を出してきたので、私も手を出しては繋いだ。