年下彼女に負ける俺-1-

「美桜子!美桜子!」


近くで私の名前を呼ぶ声がする。

だけどもうちょっとだけ寝ていたいような…。





「起きろ!じゃないと襲うぞ!」


それはまずい!

そう思った瞬間、眠くても私の身体は自然と動いていた。




「おはよう。」


「襲うって言った瞬間起きるなよ。」


なんだか聡ちゃんは残念そうで、だからと言ってそんな顔したって私からは何もしないけどね。





「今何時?」


「午後の2時だよ。そろそろ美桜子の家行くぞ。」


「もう帰るの?」


「無断で俺の家に泊めたこと謝りたいから。」



真剣な表情の聡ちゃん。

そんな彼を見る私は、そんなこといいのにと思っていたり。