年下彼女に負ける俺-1-

「私はね。聡ちゃんの全部が格好良くて、笑顔が大好きなんだ。」


「俺も美桜子の笑った顔が大好き。」



手を伸ばしてきた聡ちゃんは、私の頭を撫でた。

その温もりが気持ち良くて安心した。





「きっと初めて笑顔を向けられた時から好きになってのかな。」


「俺は違ったけど、でも告白する瞬間は一緒だったよな。」


「うん。」



聡ちゃんを好きな気持ちは今も昔も変わらない。

もちろんこれからも。






「やっぱり聞いてよかった。」


「俺も聞けてよかったよ。美桜子の気持ち知れて。」


「うん。」


聡ちゃんの大きな手に触れると、その大きな手は私の手を包み込んだ。