年下彼女に負ける俺-1-

目を覚ますと、クリームイエローの色をした天井が見えた。



左側には、なぜか眠っている浅間が。






「彼が運んでくれたのよ。」



誰かと思えば、保健の先生だった。


私に大丈夫?と聞きながら、眠っている浅間を起こす。





「あなた、熱中症で倒れたの。家の人には連絡しておいたから。」





そう言いながら布団をどかしてくれる先生の横を通ってベッドから降りる。



浅間はまだ眠っていた。