年下彼女に負ける俺-1-

「あのさ…聡ちゃん、綾野さんとはなにもないよね?」


「なんで突然?」


聡ちゃんにとっては突然かもしれないけど、私にとってはそうでもない。


あの日から、ずっと気になったまま。

なにもないのはわかってるけど、聞かずにはいられなかった。




「別になにもねえよ。」


そう言われても、私の不安が完璧に取り除かれることはなく。

ただちょっとホットしただけだった。